私は、NYCで初の日本語の二言語同時学習プログラム(DLP)が始まった学校を訪問しました。この訪問で目の当たりにした素晴らしい学校の様子についてご報告したいと思います。この日本語の二言語同時学習プログラム(DLP)というのは、ブルックリンのブッシュウィック地区にあるPS147 アイザック・レムゼンスクールで行われています。私わたしはこのPS147の校長であるサンディー=ノヨラ校長にお会いしました。この学校のリーダーであるノヨラ校長は、まさに山をも動かす情熱的な方でした。
私は、 キンダークラスで始まる日本語二言語同時学習プログラムに備えて準備を始めているプリKクラスを参観し、日本語二言語学習プログラムのが持つ多様な学習法に感銘をうけました。クラスの机の上にはひらがな表が置かれひらがなの練習が始まっていました。また下の写真でもお分かりのように、日本語の言い方を同時に学べるようにと数字に日本語の読み方をつけたものを掲示するなど二言語同時習得のための工夫が教室の随所に見られました。またその上、この学校では学校全体で水耕栽培に取り組んでおり、独自の水耕栽培実験室ではバジル、トマトなどを栽培していました。
私はまた、このプログラムを一から立ち上げた『マジック5人組』と呼ばれる保護者のメンバーに会うことができました。彼女たちははそれぞれ、台湾、中国、韓国、スイス、アメリカ、日本といった異なった国籍を背景に持ちますが、自分たちの子供達をマルチリンガルに育てたいという共通の情熱をもっています。
おめでとう、モニカ=ミュラー、ユリ=フィッシャー、ヒ ジン カン、三木由美、ラニー=チェック。
Translated in Japanese by Tomoko Nakano.